「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」の内容紹介＆レビュー

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入したので内容を紹介します。
買おうか迷っている方は参考にしてください。

この記事は初版のものを参考に書いています。
版数が違う場合、記事内容とは異なった情報が載っている場合があります。

本書の内容についての質問や本書を購入した感想などがあればメールフォームから送って下さい。
記事に反映させていただく場合があります。

宣伝になりますが、筆者の作ったテイルズオブベルセリアの攻略サイトが公開中です。
この記事を見てテイルズオブベルセリアを再びプレイしたくなった方は参考にして頂くと嬉しいです。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」の内容

目次ページ

目次ページは下の画像のようになっています。

カバー＆ポスターイラストレーション

本書のカバーイラストのラフ画とイラストに対するいのまたむつみ氏のコメント、ベルベットの笑顔の設定画が掲載されています。

シナリオ

この章にはテイルズオブベルセリアのメインストーリーの振り返りがゲーム中の画像と共に15ページにわたって掲載されています。

この章を読めばテイルズオブベルセリアの大まかなストーリーを把握することができるので、ゲームを再プレイせずに物語を振り返りたい方や未プレイでテイルズオブベルセリアの物語を知りたい方は本書を購入すると良いでしょう。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入する

キャラクター

この章には以下のキャラクターの情報が掲載されています。

• ベルベット・クラウ
• ライフィセット
• ロクロウ・ランゲツ
• マギルゥ
• アイゼン
• エレノア・ヒューム
• アルトリウス・コールブランド
• ライフィセット・クラウ（カノヌシ）
• シアリーズ（セリカ・クラウ）
• オスカー・ドラゴニア
• テレサ・リナレス
• シグレ・ランゲツ
• メルキオル・メーヴィン
• その他のキャラクター

キャラクターの情報は以下のものがベルベットからアルトリウスまでは1ページに、カノヌシからメルキオルまでは0.5ページにまとめられています。

• 名前
• 彩色イラスト
• 基本情報
• 概要
• 詳細解説
• キーワード解説

基本情報にはキャラクターの性別、年齢、身長、CV、武器、戦闘タイプ、種族が載っています。

なお「TOB イラストレーションズ」にもメインキャラクターの年齢、身長、武器、戦闘タイプ、種族は載っています。上記以外のキャラクター情報を見たい方は本書を購入すると良いでしょう。

概要にはキャラクターの経歴、性格、戦い方などが短くまとめられています。

詳細解説には物語が始まる前の情報や本編でのキャラクターの歩みが載っています。

キーワード解説はベルベットからアルトリウスまでの7名にのみ載っている情報で、キャラクターに関する下表のキーワードの解説が載っています。

その他のキャラクターには以下のサブキャラクターの名前、CV、ゲーム中の画像、解説が載っています。

• エドナ
• オル＆トロス
• ギデオン大司祭
• キャラ札一家
• グリモワール
• クローディン・アスガード
• クロガネ
• グロッサアギト
• サー・ホーク・グリフォン
• ザビーダ
• シグレ・ランゲツ（先代）
• ジュード・マティス
• シルバ
• ズイフウ
• ダイル
• タバサ・バスカヴィル
• テオドラ
• ドネラ
• ニコ
• ねこにん
• ノルミン
• パーシバル
• 春風の家
• バルタ
• バン・アイフリード
• ビエンフー
• フェニックス
• ベンウィック
• ホワイトかめにん
• マヒナ
• ミラ＝マクスウェル
• ムルジム
• メディサ
• メンディ
• モアナ
• 四聖主
• ランスロット
• リーブ
• ルルゥ

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入する

ワールド

この章には以下の世界設定の解説が掲載されています。

• 人間と聖隷
• 聖主
• 業魔の穢れ
• 聖寮と対魔士
• 歴史
• 地理

解説には下の画像のように文字だけでなくゲーム中の画像や図説も豊富に使われています。

各項目で解説されている設定を下表に簡単にまとめましたので、知りたい設定情報が載っているかどうか参考にして下さい。

ワールドに載っている設定解説一覧
※解説キーワードの「【】」は大項目、「■」は中項目、「・」は小項目となります。

この章にはテイルズオブベルセリアを遊んだだけでは分からない世界設定や地理設定が載っています。
人間・聖隷・業魔の関係性やテイルズオブベルセリア＆ゼスティリアの世界の歴史など、設定解説一覧表に載っている設定が気になる方は購入することを強くお薦めします。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入する

イラストレーション

この章にはイラストや設定画などの美術資料が以下の項目に分けられて掲載されています。

• キャラクターイラスト
• チャット・イベントカットシーン
• エンディングイラスト
• 背景イラスト
• その他のイラスト
• アニメ絵コンテ

キャラクターイラスト

テイルズオブベルセリアのキャラクターに関する下表の美術資料が載っています。
（アイフリード以降のキャラは「その他のキャラクター」として5ページにまとめられています）

なお「TOB イラストレーションズ」には本書に載っている一部の設定画に加えて、キャラクターデザインを担当した4名のイラストレーターのコメントが載っています。
キャラクターデザインの流れやポイントやイラストレーターのキャラクターに対する想いを知りたい方は、紹介記事を参考にイラストレーションズの購入も検討すると良いでしょう。

チャット・イベントカットシーン

チャットやイベントで表示される18枚のイラストが4ページにわたって載っています。

エンディングイラスト

エンディングでのスタッフロール中に表示される24枚のイラストが5ページにわたって載っています。

背景イラスト

下表の都市やダンジョンの設定画が4ページにわたって載っています。

その他のイラスト

雑誌表紙イラストや限定版特典イラストなど、以下の28点のイラストが8ページにわたって載っています。

• テイルズチャンネル＋公式Twitter カウントダウンイラスト
• ダウンロード版特典 ufotable描き下ろしテーマ
• 早期予約者限定キャンペーン ufotable描き下ろし特製壁紙
• 「テイルズオブベルセリア」ファミ通DXパック ufotable描き下ろしビジュアルA3ポスター
• 「テイルズオブベルセリア」ファミ通DXパック ufotable描き下ろしアクリルキーホルダー
• 「テイルズオブベルセリア」Amazon限定特典テーマ
• 「テイルズオブベルセリア」ufotableプレミアム複製アート色紙＆複製ラフペーパー
• 「週刊ファミ通」2015年7月2日号表紙
• 「週刊ファミ通」2016年9月1日号表紙
• 「電撃Playstation」Vol.620表紙
• 「ビバ☆テイルズオブマガジン」2015年8月号表紙
• 「ビバ☆テイルズオブマガジン 2016 Winter」2016年2月号表紙
• 「ビバ☆テイルズオブマガジン 2016 Spring」2016年5月号表紙
• 「ビバ☆テイルズオブマガジン 2016 Summer」2016年9月号表紙
• 「ビバ☆テイルズオブマガジン 2016 Berseria」2016年10月号表紙
• LaLabit Market in PARCO ufotableイベント用ビジュアルポスター
• FLOW「風ノ唄/BURN」期間生産限定アニメ盤ジャケット
• 「テイルズオブベルセリア」オリジナルサウンドトラック 初回生産限定盤ジャケット
• 「テイルズオブフェスティバル2016」等身大イラスト
• 「テイルズオブフェスティバル2016」SDイラスト
• 「テイルズオブフェスティバル2016」ちびキャラクリアキーホルダーイラスト
• 「テイルズオブベルセリア」ぷちきゃらトレーディング缶バッジ
• 「テイルズオブオーケストラコンサート2016」イラスト
• 一番くじ「テイルズオブゼスティリアザクロス＆テイルズオブベルセリア」ラストワン賞 ビジュアライズフレーム～ベルセリア～
• 一番くじ「テイルズオブゼスティリアザクロス＆テイルズオブベルセリア」I賞 「ベルセリア」ラバーストラップ
• 「テイルズオブゼスティリアザクロス Cafe」76mm缶バッジイラスト
• 「テイルズオブゼスティリアザクロス Cafe」ランチョンマットケースイラスト
• 「テイルズオブゼスティリアザクロス Cafe」マスコット携帯クリーナーイラスト

アニメ絵コンテ

テイルズオブベルセリアで流れる12のアニメムービーの絵コンテとムービーの画像が載っています。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入する

エクストラ

この章には以下のコンテンツが掲載されています。

• 声優インタビュー
• 開発スタッフQ＆A
• 書き下ろし小説
• 書き下ろしオリジナルチャット

声優インタビュー

メインキャラクターのCVを担当した以下の声優へのインタビューが載っています。

• 佐藤利奈（ベルベット役）
• 浅倉杏美（ライフィセット役）
• 岸尾だいすけ（ロクロウ役）
• 佐藤聡美（マギルゥ役）
• 森川智之（アイゼン役）
• 小清水亜美（エレノア役）

インタビューは下の画像のように声優1人につき2ページを使って行われています。

インタビュアーの発言を下記にまとめましたので、インタビューの内容を想像する助けになれば幸いです。

ベルベット役「佐藤利奈」さんへのインタビュー

• 本作の物語について、どのような感想をもちましたか。
• 最初から結末がわかっていたわけではないんですね。
• それがベルベットの思いなんでしょうね。
• そんなベルベットの魅力はどこですか。
• 自分を押し殺している面もあれば、本来の自分が出るところもありましたね。
• それでは作中で印象に残っているシーンを教えてください。
• テレサは弟のためだけにみずから喰魔になりましたね。
• 演じているときはどう思いましたか。
• メインストーリー以外で気になったシーンはありますか。
• ペンキョンの話で、ジュードとミラが出てきます。
• ぜひとも「テイルズオブフェスティバル」で見てみたいですね。今回（2016）はシークレットゲストとして出演されましたが、共演してみたい方はいますか。
• ベルベットはアニメ「テイルズオブゼスティリア ザ クロス」にも登場しましたね。
• 物語としてはゲームと同じですが、やはりアニメだと違う部分がありますか？
• ゲームと違って、アニメは観るだけで話が進まないといけないですからね。
• 冒頭でベルベットは喰魔という特殊な業魔になってしまいましたが、佐藤さん自身はなってみたいと思いますか？
• それでは本作のジャンルにつきまして。「君が君らしく生きるためのRPG」となっていますが、ご自身にとって自分らしい生き方とはどのようなものですか。
• 演じたキャラクターに入り切るような。
• もし今後「テイルズオブ」シリーズにまた出演するなら、どんなキャラクターをやってみたいですか？
• 完成したゲームを見てどう思いましたか。
• 最後に読者へメッセージをお願いします。

ライフィセット役「浅倉杏美」さんへのインタビュー

• ライフィセットを演じて、とのような感想をもちましたか。
• その成長を演じるのは大変だったのではないでしょうが。
• 今と昔のライフィセットを行き来していたのですね。
• そんなライフィセットの魅力はどこですか。
• 感情が目覚めてから急成長しましたね。
• それでは作中で印象に残っているシーンを教えてください。
• さらっとかっこいいことを言いますよね。
• 気に入っているサブイベントはありますか？
• ライフィセットはその後マオテラスとしてゼスティリアにも登場しますが、そのことはご存じでしたか？
• ではこれから1000年後のマオテラスに会いにいくのですね。
• 「ベルセリア」をクリアしたとのことですが、プレイしたときの感想を教えてください。
• 戦闘ではやはりライフィセットを操作するんですか？
• 本作はサブエピソードも多いですよね。
• 「テイルズオブ」といえば毎年「フェスティバル」を開催していますが、もし出演されるとしたらやってみたいことばありますか。
• そんなライフィセットは聖隷という人間とは異なる存在ですが、聖隷になれたらなってみたいですか？
• 人や物を器にするという特性もあります。
• 続いて本作のジャンルにつきまして。「君が君らしく生きるためのRPG」となっていますが、ご自身にとって自分らしい生き方とはどのようなものですか？
• そのままの自分を出しているんですね。
• 今回はライフィセットという少年の役でしたが、もし今後シリーズに出演するとしたら、演じてみたい役はありますか？
• 最後に読者へのメッセージをお願いします。

ロクロウ役「岸尾だいすけ」さんへのインタビュー

• ロクロウとして出演が決まったときの感想をお聞かせください。
• ロクロウの印象はいかがでしたか？
• 印象に残っているセリフやシーンがありましたら教えてください。
• シグレの秘奥義をロクロウが別の秘奥義で返すという演出がありましたが、そこもやはり魂が入りましたか。
• ロクロウのランゲツ家には独特で過激な習わしがありますね。
• ベルベットには恩を返すためだけについていきますよね。
• サブイベントなどで印象に残っているものはありますか。
• 過去に何があったのか気になりますね。
• エンディング後は業魔として生きつづける姿が描かれています。
• 業魔になってみたいとは思いますか？
• もしご自身が業魔化するとしたら、どんな理由だと思いますか。
• 害のなさそうな業魔ですね（笑）。
• それではロクロウ以外で気になったキャラクターはいますか？
• 収録中に印象に残っているエピソードがありましたら教えてください。
• 本作は「君が君らしく生きるためのRPG」というジャンルですが、ご自身にとって自分らしい生き方とはどのようなものですか。
• 今年（2016）は「テイルズオブフェスティバル」に出演されましたが、いかがでしたか？
• まだまだ力を隠していたのですね。
• 今後も「フェスティバル」に出演されることがあると思います。
• 実際に「ベルセリア」をプレイされての感想はいかがでしたか。
• バトルのほうはどうでしょう。
• 戦闘システムを深く理解していないと厳しいですね。
• どのキャラクターを操作していますか？
• 動きが速くて、手数も多いですね。
• プレイヤー目線として、ロクロウの活躍はいかがでしたか？
• もうちょっとみんなと絡みたかったと。
• では、もし今後のシリーズにも出演するとしたら、どんなキャラクターを演じてみたいですか？
• 最後に読者へのメッセージをお願いします。

マギルゥ役「佐藤聡美」さんへのインタビュー

• 本作に出演が決まったときの感想をお聞かせください。
• マギルゥの第一印象はいかがでしたか？
• 収録を進めていくにあたり、マギルゥの印象は変わりましたか？
• かなり特徴的なキャラクターですが、演じる際に心がけたことはありますか？
• マギルゥやロクロウがいなかったら、パーティがずっと暗くなってしまいますね。
• 作中で印象に残っているシーンなどがあれば教えてください。
• そのほかに印象的なエピソードはありましたか？
• 出会ったときはもう、ああいうキャラクターでしたからね。
• ゲームが発売して、感想や評判などは聞きましたか？
• 個性的なキャラクターを見事に演じられていましたね。
• 「テイルズオブフェスティバル2016」に出演してみていかがでしたか？
• 今後も出演されることがあると思います。
• 次からはマギルゥの全部を出せますね。
• マギルゥはエンディング後、誓約で長命を得てメーヴィンの名を継ぎますが、もしご自身にそういう力があったらどうしますか？
• メーヴィンとしての生き方を選んだマギルゥについてはどう思いますか？
• それではマギルゥ以外で気になるキャラクターがいたら教えてください。
• マギルゥならではの目線ですね。ほかのキャラクターはどうでしょうが。
• メンバー全員が好きなのですね。
• 収録において印象に残っているエピソードがあったら教えてください。
• 本作は「君が君らしく生きるためのRPG」というジャンルですが、ご自身にとって自分らしい生き方とはどのようなものですか。
• そんな自分らしさがテーマの本作ですが、実際にプレイしましたか？
• プレイした感想をお聞かせください。
• マギルゥになっちゃってるわけですね。
• もし今後のシリーズにも出演するとしたら、どんなキャラクターがいいですか？
• 最後に読者へメッセージをお願いします。

アイゼン役「森川智之」さんへのインタビュー

• 今回、パーティキャラクターとして出演が決まったときの感想をお聞かせください。
• そのあと、「テイルズオブフェスティバル2014」に出演されましたね。
• 今後はアイゼンとして出演される機会もあるかもしれませんね。
• 最初にアイゼンのイラストを見たときの印象はいかがでしたか？
• 演じていくうちに、やはり印象は変わっていきましたか？
• プレイヤーもアイゼンの以外な一面に驚いたと思います。
• 作中で印象に残っているキャラクターやシーンはありますか？
• そのほかに印象に残っているシーンはありますか？
• チャットなどで印象に残っているものはありますか。
• そういうギャップがアイゼンをより魅力的にしていましたね。
• 隠しダンジョン後の銭湯のイベントはいかがでしたか？アイゼンはマギルゥと中身が入れ替わりましたが。
• 前作であり、「ベルセリア」の1000年後である「ゼステイリア」でのアイゼンについてはご存じでしたか？
• アイゼンは「死神の呪い」の加護をもつ聖隷ですが、もしご自身が聖隷という存在になったらどうしますが？
• アイゼン以外で気になったキャラクターを教えてください。
• アイゼンはロクロウとあわせて兄貴分みたいな存在でしたね。
• 収録中で印象に残っているエピソードをお聞かせください。
• 分厚い台本を何冊も渡されたと聞いています。
• ほかの声優さんと一緒に収録することもありましたか？
• 本作はジャンルが「君が君らしく生きるためのRPG」となっているのですが、ご自身にとって自分らしい生き方とはどのようなものですか。
• もし今後の作品にも出演することになったら、どんなキャラクターを演じてみたいですか？
• 最後に読者へメッセージをお願いします。

エレノア役「小清水亜美」さんへのインタビュー

• 今回、パーティキャラクターとして出演が決まったときの感想をお聞かせください。
• 10年以上の想いが実ったわけですね。
• エレノアの第一印象はいかがでしたか？
• 台本を読んだうえでの印象はどのようなものでしたか？
• 演じるうえで心がけたことはありますか？
• 少し天然っぽいところもありますよね。
• ベルベットとも何度か衝突しますね。
• 最後のほうはおたがいに支え合うこともありましたね。
• エレノアに関して印象に残っているシーンやエピソードを教えてください。
• ほかにも印象的なシーンはありますか？
• もしもエレノアが普通に暮らしていたら、という部分ですね。
• 本編以外のチャットやサブイベントなどで気になったものがあれば教えてください。
• そんなエレノアは対魔士という職にありますが、もしご自身が対魔士だったらどう思いますか？
• エレノアは聖隷ライフィセットの器にもなりましたね。
• エレノア以外で気になったキャラクターを教えてください。
• テレサは少しのあいだ同行もしますね。
• 収録中で印象に残っているエピソードなどがあればお聞かせください。
• できるかぎり一緒に収録するという、シリーズの伝統が功を奏したわけですね。
• 本作は「君が君らしく生きるためのRPG」というジャンルになっていますが、ご自身にとって自分らしい生き方とはどのようなものですか。
• 昔とは変わってきたのですね。
• それではもし今後のシリーズにも出演することになったら、どんなキャラクターを演じてみたいですか？
• 今後は「テイルズオブフェスティバル」に出演することもあるかと思います。共演してみたい方はいますか？
• エレノアが出たら、どんないじられ方をするんでしょうね。
• 最後に読者へメッセージをお願いします。

開発スタッフQ＆A

「開発スタッフに聞く！ベルセリアの深層」と題して以下の17個の疑問とそれに対する開発スタッフが回答が載っています。

• クローディンがめざす理想世界と、アルトリウスの理想世界の主な違いは？
• 聖寮の対魔士たちはどのような基準でナンバリングされている？
• カノヌシが地脈から弾き出された際、多くの対魔士が力を失うなか、エレノアには力が残ったのはなぜ？
• カノヌシの加護とは具体的にはどのようなもの？また、そのほかの聖隷の加護は？
• カノヌシの復活において、意思を封じられた聖隷と封じられなかった聖隷の違いは何？
• 物語に登場した各聖隷の聖隷ランクはいくつ？
• 7体の喰魔がになう穢れの質は、どうやって決まる？また、対応する喰魔がいない8つ目の穢れは、つねに“絶望”となる？
• テレサはみずから喰魔ディースと融合したが、すべての喰魔はこのような融合ができる？
• 10年前、アバルの村人たちが野盗に差し出すのにベルベットたち一家を選んだのはなぜ？
• ベルベットの家の本棚にあった、アルトリウス自筆の「天遺真伝記」とはどのようなもの？
• ラフィや対魔士を父にもつリーブなど、十二歳病の発症には霊応力の高さが関係する？
• ローグレス離宮の本に記されている三大奇病のひとつ、“黒水晶病”とは？
• バンエルティア号の設計には異大陸の技術を知る技師がかかわったとされているが、ミッドガンド王国には異大陸生まれの人間がいる？
• 誓約を実行するための行動とは、具体的にはどのようなもの？
• 天界は地上世界ができる前から存在していた、という天への階梯での話から考えると、地上を創造したのは天族？また、神代の時代は「人間と天族が共存した」と伝わるが、どのように共存していた？
• 天への階梯のズイフウが“呪い”と称した、デスティニー・ドーンの時代に天界と地上のあいだにかけられた誓約とは？
• 各キャラクターはエンディング後に、それぞれどのような生活を送った？

書き下ろし小説

テイルズオブベルセリアのシナリオ担当スタッフの1人である「平松正樹」氏が書いた短編小説「真名～true name～」が12ページにわたって載っています。
小説は5つの章に分かれており、タイトルの通り全て「真名」にまつわる物語となっています。

「第1章 タイタニアの午後」はタイタニアでのとある騒動をきっかけにモアナの名前に込められた意味を探す物語で、主な登場人物はアイゼン、グリモワール、クロガネ、ダイル、パーシバル、ベンウィック、ホグホグ、メディサ、モアナ、ライフィセット、ロクロウの11名です。

この章ではモアナの名前の意味だけでなく、聖隷の真名の意味や決め方、人間（器）との契約時の真名の意味が判明します。
その際、アイゼンが自身と妹のエドナの真名が決まった時のことを回想していたり、ライフィセットがテレサとエレノアとの契約時のことを回想しており、ライフィセットとテレサの契約は次の第2章に繋がっていきます。

「第2章 使役聖隷たち」は本編の約2年前にライフィセット（とシルバ）がテレサのもとに配属されてから、テレサに真名を与えられるまでの物語で、主な登場人物はアルトリウス、オスカー、シアリーズ、シグレ、シルバ、テレサ、ムルジム、メルキオル、ライフィセットの9名です。

この章ではライフィセットとシルバの真名だけでなく、ライフィセットがリュックサックを手に入れた経緯、テレサのオスカーへの想い、テレサが聖隷に対して情を持っていたことが判明します。
テイルズオブベルセリアをプレイしてテレサを聖隷を道具としか思っていない冷徹な人物と思っていた方は、この章を読むと驚くかもしれません。

また、第2章の冒頭では降臨の日から数日後に集まったアルトリウス、メルキオル、シグレ、シアリーズ、ムルジムのやりとりが書かれており、そこではセリカの記憶が戻ったシアリーズがアルトリウスに対して刺々しい発言をしたり、ムルジムの真名が判明したりします。

「第3章 かわいいぼうし」は本編の20年以上前にマギルゥがマギラニカとしてこの世に生を受けてからマギルゥになるまでの物語で、主な登場人物はアイゼン、エレノア、グリモワール、ビエンフー、マギルゥ（マギラニカ）、メルキオルの6名です。

この章ではマギルゥの過去がかなり細かく書かれており、ビエンフーとどう出会って真名を付けたのか、マギルゥの口調が年寄りくさいのは何故か、メルキオルが与えた最後の試練はどんなものだったのか、グリモワールのもとでどう暮らしていたのか等が分かります。
マギルゥとビエンフーの関係性がこの章の中心となっているとなっているのでこの2人が好きな方は絶対に読んだほうがいいです。

「第4章 約束」は本編の5年前にザビーダが孤児を連れてテオドラのもとを訪れてから、テオドラがドラゴン化するまでの物語で、主な登場人物はアーヴェル、アイゼン、ザビーダ、サリフ、テオドラ、バード、フゥ、ベンの8名です。なお、聖隷以外の5人はサブイベントに登場する春風の家の面々です。

この章では春風の家の面々がテオドラとザビーダのもとへ来た経緯、ザビーダとテオドラが恋人になるまでの経緯、テオドラがドラゴン化した経緯などが判明します。
本編で発生するザビーダとテオドラに関するサブイベントが好きな方は読むことをお薦めします。

「第5章 青空」は本編開始直前にアバル村を訪れたシアリーズが自分の墓の前でアーサーと過ごした優しさに満ちた日々を回想し、そしてアーサーとの決別を決意する物語で、主な登場人物はアルトリウス（アーサー）、シアリーズ（セリカ）、ビエンフー、ベルベット、メルキオル、モアナ、ライフィセットの7名です。

この章では記憶が戻ったシアリーズの心の内、シアリーズの真名、アーサーの「鳥はなぜ飛ぶのだと思う？」に対するセリカの答えなどが判明します。
また、第5章の冒頭ではアルトリウス、メルキオル、シアリーズのやりとりが書かれており、第2章と同じくアルトリウスに反発するシアリーズが見られます。
回想ではアーサーとセリカの仲睦まじい様子が書かれており、もし開門の日にセリカが犠牲にならなかったら…と思わずにいられません。

書き下ろしオリジナルチャット

テイルズオブベルセリアのシナリオ担当スタッフの1人である「平松正樹」氏の書き下ろしチャット10個が4ページにわたって載っています。

チャットのタイトルと登場人物を下表にまとめましたので、チャットの内容を想像する助けになれば幸いです。

エクストラに載っている情報は全て本書限定のものです。
本編では明かされなかった謎やキャラクターの過去を知りたい方、声優に興味のある方は購入することをお薦めします。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入する

描き下ろしポスター

本書のカバーイラストが描かれた横295mm×縦420mmのポスターが付属しています。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」の総評

本書には世界設定やビジュアル設定の資料だけでなく本編のあらすじ、キャラクタ―解説、アニメ絵コンテ、声優インタビュー、開発スタッフQ＆A、書き下ろし小説＆オリジナルチャットが載っています。
上記資料を見たいテイルズオブベルセリアのファンの方は必ず買っておくべきでしょう。

ただし、キャラクターの設定画は他の書籍にも載っている（本書限定の資料はDLC設定画と武器設定画くらい）ので、キャラ設定画目的で買う場合は関連書籍の所持状態で購入を決めたほうがいいです。

また、他のテイルズオブシリーズ作品の設定資料にはあった資料に対するスタッフコメントが一切ありません。
「TOB イラストレーションズ」にはキャラクターデザインを担当した4名のイラストレーターのコメント沢山載っているので、興味のある方は紹介記事を参考に購入を検討しましょう。

「テイルズオブベルセリア 公式設定資料集」を購入する

関連記事

当ブログでは以下のテイルズオブベルセリアの書籍の内容紹介＆レビュー記事も公開しています。
気になる方はぜひ見てみて下さい。

テイルズオブベルセリア イラストレーションズ

「テイルズオブベルセリア イラストレーションズ いのまたむつみ×藤島康介×バンダイナムコスタジオのキャラクター仕事」の内容紹介＆レビュー

「テイルズオブベルセリア イラストレーションズ いのまたむつみ×藤島康介×バンダイナムコスタジオのキャラクター仕事」の内容を画像を交えつつ紹介しています。

netamemoblog.com

2025.10.11

(C)いのまたむつみ
(C)藤島康介
(CBANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)2016 QBIST Inc.